ダンゴムシの話
こんにちは。もっさりです。
今回はお題箱から頂いたお題です。
シンプルですね。ダンゴムシ。
私とダンゴムシの出会いは二十ウン年前に遡ります。
一応人間の子供として活動していたもっさりさんは、虫に嫌悪感を抱かずに捕まえて遊んでいました。
某相談室のようにまうまうなんてカワイイ言い方はしていなかったように思います。まうまうの子はまうまうのとまうまわないもの、つまりはダンゴムシとワラジムシを区別していたようですが、私はワラジムシを会う機会がなぜか少なかったので必然的にダンゴムシで遊んでいました。
バケツに山ほど盛って。
小さい子用のお砂場遊びのための小さいバケツありますね。アレです。アレに捕まえたダンゴムシをひたすら捕まえては投げ、捕まえては投げ。
子供は理不尽です。ダンゴムシも生き物であるのにその行動を支配下に置こうとします。「なんで逃げるのー!」幼いもっさりさんはキレました。ダンゴムシだって逃げたくなるわ。山ほど同族を押し込まれた理不尽な空間から。
やがて成長して小学生になったもっさりさんは、ある博物館のボランティアになります。その活動でなんとミニ講座でダンゴムシについてお話しをする係になったのです。ミニ講座と言えど小学生に任せるのもどうかと思うが、そこはまあ、もっさりさんが優秀だったということにしてください。大人になったもっさりさんは怠惰を体現した優秀さのカケラもないクズだから子供の頃くらい盛るの許してよぉ!
そしてもっさりさんはその過程でダンゴムシの学名を知ったのです。
アルマジリウム・ブルガーレ
…………えっ?カッコいい……(トゥンク
必殺技かよ………
理系とりわけ生物を齧ったことのある方ならお分かりだと思いますが、<学名カッコイイ期>到来です。あの可愛らしく(個人差があります)まうまう虫が突如醸し出すギャップ……堪りませんよこりゃあ。ギャップ萌ですよ。世が世なら支部のランキングで上位に食い込んだ。(当時は支部なんてなかった)(個人サイト)
カワイイあの子の素敵な一面を見てしまったもっさりさんはダンゴムシの虜になりました。
あれから十ウン年が経ち、世界がその愛らしさに気が付きました。
そう、ダンゴムシガチャです。
調べてみると発売日に完売したようです。出遅れたもっさりさんが泣いて帰ってきて、行き先が違う電車に乗ってしまったのは記憶に新しいですね。
ゆくゆくはビックサイズダンゴムシぬいぐるみが出ることを祈っておきます。
以上です。