モブになりたい話
こんにちは。もっさりです。
この記事はなんとスタバでタブレットを使って書いています。
えーと、なんだったかな、ムースフォームラテ?とかいうのを飲みながら書いています。にがーい。
今回はなぜ「スタバでタブレットを使って書いている」かをお話しします。
もっさりさんにはある願望があります。
モブになりたい願望です。
あっ、推しカプを見守るモブじゃないですよ。そりゃ私だって同盟軍に入ってほんにゃほんにゃ。イゼルローンでほんにゃほんにゃ。
そうではなく、街にあふれる目立たない一市民でいたいのです。
具体的には、悪目立ちしない格好で、これまた悪目立ちしない行動をして、誰の目にも留まることのない存在でいたいのです。
そこに在るだけの透明な存在でいたいのです。
もっさりさんはムカつくとすぐに態度に出します。電車で隣のおっさんが触れたら容赦なく舌打ちをします。ひじ打ちもします。ですが、本当は相手がなにもしないのであれば、こちらも何もしないような平穏でありたいのです。
残念ながらこの世は強くないままに目立つと悪い目に遭うことが多い世の中です。本当に残念だね。少しでも他と違うところを見せれば、そら<悪>だと言わんばかりに狙われるのが常です。
もっさりさんはありふれたモブという仮面を被ることで平穏を得ているのです。やられたらやり返すけどね。
では冒頭の「スタバでタブレットを使って書いている」もっさりさんはどうでしょう。
ありふれていますねー。ストライプのトップスにベージュのワイドパンツ、サンダル。う~ん、モブ!そう、もっさりさんはモブになるために服もモブらしいものを選んでいるのです!
ローゼンリッターTシャツは正装だから!今その話じゃないから!
ただ、もっさりさんはモブにこそなりたいですが、他人の目を気にしない性格ところがあります。他人の目なんか気にしてたらなんにも出来ませんからね。
ではどうして他人の目を気にしてモブになりたがるのか。
平山夢明の『東京伝説』読んだらなんでもかんでも怖くなるからです。
氏のこのシリーズは無辜の市民がドえらい目に遭います。すれ違った程度で陰惨で悲惨で酸鼻極まりない目に遭います。因果関係なんてありません。世の中には狂気MAXな輩がさもモブです、といった顔で闊歩しているのです。怖いね。
そういった輩に目をつけられないように透明でありたいのです。
つけいる隙を一分も見せぬただそこに在る平穏を司る存在。それがモブ。
そういう存在に私はなりたい。
もうひとつ理由がありますが、またの機会に。
今回は以上です。